レンジャク祭

私が野鳥撮影のマイフィールドとしている近所の公園は、数年前から散歩には行っていたところなのですが、そこで3年前にヒレンジャクという鳥を初めて見た。野鳥には全く興味がない頃だったのだけれど、美しくてゴージャスな鳥だなあ・・・と感動した。昨年末に野鳥撮影を始めるきっかけのひとつの出会いだった。

去年、一昨年はほとんど来なかったようだけれど、今年は当たり年のようで日本各地でほ報告されている。ロシアや中国北東部からやってくる冬鳥。久しぶりに来てくれて、美しさもあり、この時期にしか見られないとあって、多い日には100人以上の鳥撮りさんたちが集まって、レンジャク祭となった。群れで行動する鳥なので、マイフィールドの公園にも数十羽が来たけれど、カメラマンが多く、まあ、4〜5人に一羽という状況。一羽あたり何枚の写真を撮られるのだろう? もしかして、それでも1枚も撮られない隠れ上手な子もいるのだろうか・・・などと変なことを考える。

私も何度か祭に参加して撮影しました。

雌雄ほとんど差は無いのだけれど、羽の模様が少し派手なのでこの子はたぶん男の子。


こちらは女の子。


ヤドリギの実が好物なのだけれど、あまり美味しくないのか、他の鳥さんはほとんど食べない。なので、ヤドリギはほぼレンジャクの糞でのみ増えるのだそう。


ちょっと珍しい入浴中?の写真。水を飲みに来たのだけれど、口を半開きにして「ほよ〜」と言っている感じなので入浴なのだ。

写真は全てヒレンジャク(緋連雀)で、尾羽の先が赤い。キレンジャクというのもいて、こちらは尾羽の先が黄色。この公園に来るのはほぼ全てヒレンジャク(黄色を見たという噂もあるけれど、あやしい)。他の場所では今年は黄色もかなり来ている様子だけれど、私はまだ見ることができないでいる。

ただ、世界的にはヒレンジャクのほうが繁殖地も越冬地も少なく貴重なのだそうだ。でも黄色も見たい・・・。

老後の健康とボケ防止のために野鳥撮影始めました。まだ5ヶ月ほど、まだまだ修行中。

Jumbo Yoshida's Homepage

写真家じゃんぼよしだのホームページです。

0コメント

  • 1000 / 1000