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え〜、なんと10ヶ月書いてませんでした。

ブログもやってたんだよなあと思いだしまして... で、もうやめちゃおうかなとも考えたのですが、基本引退生活で暇になっているのに何かをやめると連鎖を起こしてボケてしまうかもしれないと考え直しました。

そこで、週末に今週のベストを載せようと思います。いや、まあ、今思ってるだけで続かないかもしれませんけれど。

ということで今週のベスト鳥さん写真です。

トラツグミという鳥です。暖かいときは山の上のほうにいて、寒くなると都会の森林公園などにもやってきます。なので、この時期にしか近所では会えません。

トラツグミは夜に「ひぃ〜ひぃ〜」と不気味な声で鳴くので、昔の人は化け物が鳴いているのだと思い、鵺(ぬえ)と呼んでいました。正体が分かるとこんな美しい鳥だったんですけどね。

横溝正史原作の映画「悪霊島」のキャッチコピーが「鵺が鳴く夜は恐ろしい」でしたね。

老後の健康とボケ防止のために野鳥撮影を始めました。野鳥を探して歩く。ただ健康のために歩くというようなストイックなコトは私には出来そうにないので、楽しい目的を持とうと思ったのです。出会った野鳥のコトを調べたりすることがボケ防止になると思っている。

近所のマイフィールドにしている公園、数年前から散歩には行っていたのだけれど、3年前にレンジャクという鳥に出会った。なんて美しくてカッコいい鳥だなあと思った。この経験が昨年末かに野鳥撮影を老後の趣味にしようと決めたきっかけのひとつになったと思う。

一昨年、去年はほとんど来なかったそうだが、今年は来た。いっぱい来てくれて、公園はレンジャク祭になった。


尻尾の先が赤いのでヒレンジャク(緋連雀)。黄色いのもいて、キレンジャク(黄連雀)という。この場所に来るのはほぼ全てヒレンジャク。

ヒレンジャクはアムール川流域が繁殖地で越冬のために日本(と朝鮮半島、中国の一部)にやってくる。まだ少し残っているようだけれど、そろそろ帰る頃。


冠羽もあるし、ゴージャスな感じなので写真だと大きく感じるかもしれないけれど、頭から尻尾まで18cmほどで、スズメ(15cmくらい)より少し大きい程度。因みにハトは33cm。

たくさん食べてアムール川まで帰る体力をつけてくれただろうか。また来年楽しませてくれることを願って・・・。


数ヶ月に一度過去の写真を整理するようにしている。もちろん撮影した写真は概ね当日、遅くても数日後にはセレクトして「選んだ写真フォルダ」に保存しているのですが、数ヶ月後にもう一度見直すのです。すると、選んでいなかった写真の中に「なぜコレをセレクトしなかったんだろろう?」と思うものがある。逆に「あの時どうしてコレが良いと思ったのだろう?」というのもある。

あ、これは趣味の写真についてのこと。仕事写真も同じようなコトがあるだろうということは分かっているのだけれど、数ヶ月後に差し替えなどできるはずもなく、後の後悔になるだけなので、絶対に見ない。

で、去年の鳥写真で今回改めて現像処理してみたものを・・・


特にワタシの場合、写真は仕事だけれど、野鳥撮影は老後の趣味にしようと半年ほど前に始めたので、見直すことでいろいろ思うことがある。

現像処理やトリミングについても思い直すことがあるので、お気に入りフォルダには元データを保存するようにしています。

老後の健康とボケ防止のために始めた野鳥撮影。鳥を探して歩くことが健康につながり、撮り方を考えたり、今まであまり興味が無かった鳥について勉強することがボケ防止になるだろうと考えたのです。始めて見ると楽しくて長く続けられそうだなと感じています。

今日はメジロの写真とメジロについて調べたことをご紹介します。


●マユミの実を食べに来たところ


メジロは日本中どこにでもいる鳥ですが、世界的に見ると日本とアジアの一部にいないんですね。なので、英語名には「日本の」がついた『Japanese white-eye』

目の周りが白いので、メジロ(目白)ですが、オスは求愛の時に頭を左右に振って、白い輪っか目立たせるようにアピールするのだそうです。

目白押しという表現は、メジロがくっついている様子からきています。


●ウメとメジロ、鳥撮りさんたちはウメジローといいます


雑食性で虫や木の実も食べるのですが、花の蜜が大好きで舌の先が蜜を吸いやすいように筆のようになっているのだそうです。メジロが花の蜜を吸っている写真をよく見るとくちばしや顔に花粉がいっぱい付いています。花は「蜜をあげるから受粉させてね」ということですね。


●ボケの蜜を吸いに来たメジロさん、ボケジロー?


沖縄など南国にはハイビスカスという花がありますが、ハイビスカスの花は長いので、メジロは蜜に届かない。そこで、花の根元の所に穴を開けて蜜を吸うのだそうです。今度南国に行ったら穴の開いたハイビスカスを探してみようと思います。


●ある書籍によるとメジロさんは基本一重の花の蜜を吸い八重の花の蜜は吸わないのだそうですが、ツバキとサザンカは例外なのだそうです。

私が野鳥撮影のマイフィールドとしている近所の公園は、数年前から散歩には行っていたところなのですが、そこで3年前にヒレンジャクという鳥を初めて見た。野鳥には全く興味がない頃だったのだけれど、美しくてゴージャスな鳥だなあ・・・と感動した。昨年末に野鳥撮影を始めるきっかけのひとつの出会いだった。

去年、一昨年はほとんど来なかったようだけれど、今年は当たり年のようで日本各地でほ報告されている。ロシアや中国北東部からやってくる冬鳥。久しぶりに来てくれて、美しさもあり、この時期にしか見られないとあって、多い日には100人以上の鳥撮りさんたちが集まって、レンジャク祭となった。群れで行動する鳥なので、マイフィールドの公園にも数十羽が来たけれど、カメラマンが多く、まあ、4〜5人に一羽という状況。一羽あたり何枚の写真を撮られるのだろう? もしかして、それでも1枚も撮られない隠れ上手な子もいるのだろうか・・・などと変なことを考える。

私も何度か祭に参加して撮影しました。

雌雄ほとんど差は無いのだけれど、羽の模様が少し派手なのでこの子はたぶん男の子。


こちらは女の子。


ヤドリギの実が好物なのだけれど、あまり美味しくないのか、他の鳥さんはほとんど食べない。なので、ヤドリギはほぼレンジャクの糞でのみ増えるのだそう。


ちょっと珍しい入浴中?の写真。水を飲みに来たのだけれど、口を半開きにして「ほよ〜」と言っている感じなので入浴なのだ。

写真は全てヒレンジャク(緋連雀)で、尾羽の先が赤い。キレンジャクというのもいて、こちらは尾羽の先が黄色。この公園に来るのはほぼ全てヒレンジャク(黄色を見たという噂もあるけれど、あやしい)。他の場所では今年は黄色もかなり来ている様子だけれど、私はまだ見ることができないでいる。

ただ、世界的にはヒレンジャクのほうが繁殖地も越冬地も少なく貴重なのだそうだ。でも黄色も見たい・・・。

老後の健康とボケ防止のために野鳥撮影始めました。まだ5ヶ月ほど、まだまだ修行中。

老後の健康のために野鳥撮影を始めた。野鳥を撮るためには野鳥を見つけなければならない。見つけるためには歩かねばならない。野鳥を探しながらなのでゆっくりしたペースだけれど、毎回4kmほど歩いている。

数年前から散歩でよく訪れていた公園なのだけれど、野鳥撮影という目的を持って歩いてみると、こんなに多くの鳥達がいたのかと感動しながら楽しんでいる。

特に珍しい鳥を見つけたときの喜びはまさしく宝を見つけたような喜びだ。


ミソサザイという鳥さん。とても小さくて保護色。見つけるのが困難なので、まさに宝探し。尻尾をピンと立ててピョンピョン歩く姿はすごくかわいい。


トラツグミ、これまた保護色で基本地面にいるので見つけると嬉しくなる。


なかなか会えないのだけれど、会えるとうれしいので出かける回数も増えるし歩く距離も増える。

宝探し的な楽しさが歩くことにつながっている。

歩くことが健康や長寿につながるということは昔から言われているが、ナショナルジオグラフィックにこのような記事があった。

「scientific reports」で発表された研究によると、野鳥がいる場所にいることは、人の気持ちをよりポジティブにさせる・・・というのだ。

老後の趣味として野鳥撮影撮影を始めた私にとって、この記事は嬉しい。

童話「幸せの青い鳥」では、青い鳥は幸せの使いだし、青い鳥は特に美しいので、見つけるとよりポジティブになれるような気がする。

野鳥に興味を持つまでは気付かなかったけれど、童話のように青い鳥は近所の公園にもいた。


ルリビタキの男の子(女の子は青くなかったりする)と、カワセミの男の子(カワセミは女の子も青い)

ところで、童話の青い鳥はどんな子だったのだろうと気になったので調べてみた。ちょっと意外な結果アレなのですが・・・この子だそうです。


キジバトさん。この写真だと青いっちゃぁ青いけど・・・

老後の趣味に野鳥撮影を始めました。まず鳥さんを見つけるために歩くし、多少は頭も使うのでボケ防止にもなるだろうと考えてのことです。

本格的に始めてまだ3ヶ月少々ですが、とりあえずいくつかの目標のようなものが出来てきました。

いろいろな種類の鳥さんを見つけて、証拠写真的に撮影すること。多くの鳥撮りさんに出会いましたが、みなさん基本的に珍しい鳥を撮るというのが目的のようです。鳥以外でも同じですが、珍しいものを見ることは当たり前に楽しいことですね。

私は一応、元プロカメラマン(元と言っても完全に引退したワケではありませんが)なので、美しい鳥写真を撮りたいと思っています。最初の頃は鳥さんを見つけただけでもう嬉しくて、ただガシガシ撮影してしまっていました。背景を考えたり、露出補正などを行う余裕ができてきました。


リュウキュウサンショウクイという鳥さん。これはまさしく見つけたよという証拠写真ですね。


モズさん女の子。ほんの少し撮影場所を変えるだけで背景が変わります。鳥自体に背景が被らない位置からの撮影。少しは写真的なことを考える余裕が出来てきた感じです。あ、この子女の子なんですけど、撮影した鳥は図鑑で調べたりして勉強もしています。これもボケ防止になりそうですね。



実は鳥にはほとんど興味が無かったのです。公園散歩でいろいろな鳥がいることを知り、撮影している人に話を聞いたりしていて、ルリビタキという青い美しい鳥を見たことなどから少しずつ興味が出てきて、昨秋から野鳥撮影を始めたという経緯。

最初の頃は、鳥さんを見つけることすら難しかったので、もう見つけたらとにかくガシガシ撮っていたのです。最近ようやく写真家らしくいろいろと考える余裕が出来てきました。

光や背景の処理など。まあ、今のところじっとしていてくれる鳥さんたちだけに出来ることですけどね。

これは昨日の撮影で背景が影だった時

こちらは今日の写真で背景に光が入った時

どちらが良いかは別として、背景の光を見る(光を待つ)余裕ができてきたのです。




このモズさんは背景の暗い部分に来るように撮影位置を決めて撮影。数センチのカメラ位置で背景が変わるのですね。主体だけではなく背景を考えることもするようになってきたと・・・

野鳥撮影まだまだ修行中。

老後の趣味にと野鳥撮影を始めました。老後の健康とボケ防止に良いだろうと思っています。鳥を探したり撮ったりしながらなので、時間をかけてですが1回行くと4〜5kmほどあるきます。

野鳥撮影を始めて分かってきたこと。先ず、どこに行けばどんな鳥がいるのかが分からないのですね。とりあえず野鳥撮影の人たちが結構大勢いる近所の公園で始めたのですが、広い公園でどこが鳥ポイントなのか? これは先達さんたちがいるところで、「何がいるのですか?」と教えていただき、いくつかの良い場所を覚えました。次の問題は「●●がいるよ」と教えていただき、そのあたりを見るのですが、なかなか見つけられないのです。基本遠いし小さいし保護色だし・・・。

で、まあ、見つけたとしても、向きが悪かったり光が良くなかったりと、これは千載一遇のチャンスに恵まれなければならない。これは回数を増やすしかないですね。運次第ということですね。


カワセミ君です。これは日の当たるところにいてくれて、背景が影で黒く落ちてくれて、さらに美しい背中をこちらに向けてくれていたというラッキーな状況。


ヒヨドリさんが南天の実をくわえた瞬間。これは最近覚えた『葉っぱが揺れていたらそこには鳥がいる』という原則に従って撮影できた写真です。色づいている葉っぱのところというのも運が良く、美しい写真になりました。

老後の趣味にと鳥撮りを始めました。写真は仕事なので、いる鳥を撮ること自体はまあ出来るのですが、どこに行けばどんな鳥がいるのか? が全く分からなかったのですね。そして、いるという場所に行っても見つけられない、鳥を見つけるというのも修行が必要なのです。

覚えたのは、枝や葉っぱが揺れたら、そこにいる可能性があるということ。これで一歩前進しました。先達さんは鳴き声で●●鳥が分かるのでそこで待つのだとご教授くださるのですが、これはまださっぱりです。

今日出会ったルリビタキさん♂の写真を載せます。この可愛さはたまらんっす。


背景がすっきりした良い場所に来てくれました。



この角度が一番まんまる・・・あぁかわいい

ゆっくり緩緩と引退モードにはいっています。フリーランスなので定年はないのですが、せっかくこんな面白い世の中に生まれてきたのですから、楽しい老後を過ごしたいと思っています。

老後をいかに楽しく過ごすか、特にコロナで仕事が減った頃からずっと考えていました。写真が最も手っ取り早いのですが、仕事なのでコレは趣味になるのだろうか? と思っていたのですが、今まで撮らなかったモノならば楽しくやれるのではなかろうかと考えていました。

コロナになって歳でもあり、そこそこ持病もある私は人混みに出ることや飲み屋に行く事を控え、近所の公園を散歩するようになりました。そこには野鳥撮影をしている人たちがいて、興味を持ってお話をうかがい側に居させていただいて、青くて美しいルリビタキやレンジャクなどという珍しい鳥たちと出会うことができました。そして手のひらでヤマガラにご飯をあげているお年寄りの方にであったことで、鳥たちのかわいさにはまってしまいました。

そしてとうとう、昨年秋に鳥撮影用のカメラとレンズを買ってしまいました。写真を仕事にしていたとはいえ、600mmなんて超望遠レンズは使うことはなく、飛行機やそれこそ野鳥撮影を仕事とするカメラマン以外は持っていないのです。

長々と書いてきましたが、老後の趣味に鳥撮りを始めましたよということであります。それなりに重い機材を持って鳥を探して歩く、そして写真を撮るというのはそれなりに頭も使う。健康とボケ防止にも良いのだと思っています。



ルリビタキさん♂です。♀はまったく違う色で、昔の私だったら同じ鳥だとは分からなかったと思います。(♀はまだ撮影できていません)冬にやってくるなかなか見られない鳥で鳥撮りさんたちに大人気の子です

ヤマガラさん、鳥撮りの先達さんたちは見向きもしないどこにでもいる子ですが、とても頭の良い美しい鳥さんです。デコッパチがかわいいと思います。日本ではメジャーな野鳥ですが、日本と朝鮮半島の一部にしかいないのだそうです。外国人さんには珍しいのでは?


とりあえず写真は仕事なのではありますが、なんでも同じというワケにはいきません。鳥撮り修行続けます。