写真で芸術しようという話

芸術的な写真を撮りたいと思うのです。

まずワタシ的に芸術とはナニカ? を最も簡単に分かりやすく表現すると・・・

「なんだこれは!?」と感じるモノ・・・だと思います。

写真の芸術については、依頼されて撮影したもの(いわゆるプロカメラマンの写真ですね)ではなく、撮影者の主観に基づいて撮影されたもの・・・と付け加えた方が良いでしょうか。

いろいろな意味で「何だこれは!?」と思わせる写真を撮りたいと思っているのであります。

で、写真でできる「何だこれは!?」は何があるかな? と考えているワケです。

写真は絵画などに比べると自由度が低いですね。

しかし、これは岡本太郎の言葉ですが「写真には現実という力がある」。

つまり、自由度は低いけれど写真には現実感があるので「何だこれは!?」を感じさせる力になるのだということですね

写真表現でできる「何だこれは!?」にも芸術一般と同様にもちろん感性が大切ですが、写真ならではの表現方法というのもあって、それが違和感を与えることによって「何だこれは!?」になることもあるのだと考えているのです。

例えば、モノクロ写真がそうです。モノクロ写真はレトロと感じる人が多いと思いますが、実は写真が発明されるまで人間は色のない世界を見たことがなかったのです。写真(やテレビ)がモノクロからカラーに進化したので、古い技術という感覚があってレトロ感を感じるのですが、初めてモノクロ写真を見た人・・・その時代の人は写真の詳細な再現と共に色のない世界に「何だこれは!?」と感じたに違いないのです。

写真にできる「何だこれは!?」をいろいろやっていこうと思います。

今日の写真は「モノクロ」と「露出アンダー」露出を変えた世界というのも写真ならではの表現ですね。

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