桜を撮りに行ったんですよ 露出の話
個人レッスンで桜を撮る会をやってきました。「撮る会」と書いているのは、あの見る会が行われるトコロなので・・・。まあ、この写真からは、そんな桜の名所とは思えないでしょうけれど・・・
カメラ女子的なほんわか桜も撮ってますけれどワタシ的な写真ということで。
今日の写真を少し説明します。上に太い枝がありまして、下は池です。太い枝から花がちょっとだけ咲いている小枝が出ていまして、そこに日射しがガンガンに当たっていて、ほかは影という感じ。
暗い背景の中に枝の形が面白い写真になりそう・・・と想像したワケです
仕上げ時に若干いじっていますけれど、主体は面白い小枝の形なので、露出は光っている小枝に合わせています。全体的にはアンダー露出ですね。ピーカン天気でコントラストが強かったので、大枝はほぼ真っ黒に、背景も上手い具合に暗く落ちて主体を引き立ててくれました。花は少しですけれど、その分枝の形が面白いでしょ。
で、露出の話なのですが、フィルムカメラの頃は例えばスポット測光にして花部分を計って・・・なんてコトをやっていたのですが、デジタルは楽ですね。測光モードなんてなんでも良い。
モニタを見ながらイメージ通りに露出補正をかけてやるだけ。さらにワタシはこういう写真の場合常に露出ブラケットを使っていますので、家に帰ってPCで見て選ぶ。その場でイメージに近い露出補正をやって、さらに念のためブラケットで上下をおさえているというコトです。
初心者の方にひとつアドバイスするならば、露出は勉強しようとするとモードやらなんやら色々あってすぐには分かりにくいですから、とりあえずモニタを見ながら好みの明るさにする方法だけ覚えるといいと思います。
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