世の中はフォトジェニックなモノで溢れている
スナップ写真は日常の瞬間を写し止めたもの。新型コロナの流行で、近所散歩が増えたのですが、散歩で歩くその辺にもアートフォトになりうる被写体がたくさんあることに改めて気付きました。
芸術というのは、岡本太郎氏が言っていたように見た瞬間に「なんだこれは!?」と感じるものだと思っています。
「何だこれは!?」というのは、「何?コレ?」という疑問的感覚ではなく・・・ですね。そしてまた、美しいというようなコトだけでもなく、様々なインパクトです。
写真は何かを写すものなので、絵画のような自由度はありませんね。けれど、これも岡本太郎氏の言葉なのですが「写真には現実という力がある」のです。
なんでもないものも写真的な「モノの見方」、そして前回書いた画像処理ソフトでの仕上げまで考えて「モノを見る」とアートフォトになるんだなあと、そういう話です。
写真的モノの見方というのは、モノを固有名詞で見ないで、形や色で見るというようなこと。
画像処理ソフトでに仕上げは、無駄なモノを見せないようにする焼き込みなど。
話が主題からそれてしまいましたが、コロナ禍で近所スナップが増えて、その辺にも面白い被写体がいっぱいあるじゃないかと、改めて気付いて楽しくなったという、今日はそういう話です。
1枚目の写真は落ちた椿の花。これは撮影時の構図に注意したくらいです。
2枚目は廃材置き場に何故かカーブミラーがあったのですが、焼き込みで不要な所を見せないように仕上げています。
3枚目は、近所のゴミ置き場のネット。地面を完全に焼き込んでネットだけで形を見せてみました。
何でもないその辺の写真もなんだかアートでしょ? 楽しいですね。
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