うちで撮ろう 〜ベランダからアンリ・カルティエ=ブレッソンを気取って
フォトジェニックなトコロへ行きたいのをぐっと我慢して家や近所散歩で写真を楽しみましょうというコトで、ナマケモノの私としてはかなり頻繁に更新しております。いや、私もご多分に漏れず暇なのですが・・・はい。
身近にも面白い被写体はいっぱいある。なんでもないものを面白い被写体として「見る」コツのようなコトのお話です。
アンリ・カルティエ=ブレッソン、ご存じの方も多いでしょうが「決定的瞬間」で有名な写真家です。私にスナップ写真の面白さを気付かせた写真家・・・もちろん会ったワケではなく作品を見たり彼の文章を読んだりしてですよ。
あまり知らないという方は検索してみてください。作品もたくさん出てくると思います。
さて、私がアンリ・カルティエ=ブレッソンの写真から学んだこと、それは構図とシャッターチャンス。
まず、造形的に美しい背景を決める。その後に主体となるものの出現を待つ。主体が構図上最も適した場所に来た瞬間にシャッターを切る。
この場合、主体は偶然に頼っているように思えるかもしれませんが、想像して待って瞬間を捕らえたものは必然となって、撮影者の意図がある独自のものになり、それは作品と呼べるものになるのだと思います。
で、今日の写真はベランダ(3階です)からの撮影です。面白い被写体を見つける「モノの見方」で書いていますが、今日の写真は「カメラの見え方」、人間の目に見えるものとは違うカメラ独特の見え方をを利用したものです。
手前にある電線にピントを合わせて背景がボケるように設定して、主体(バイク)が来るのを待って撮ったもの、もう一枚は、電柱の影が面白いので、そこに主体(やはりバイクでしたが)が来るのを待った。こちらはシャッタースピードを遅めに設定しておいて被写体ブレを期待しています。
余談ですが、新型コロナの重症化の因子として、新たな研究により、ビタミンDレベル」と重症化との関係が指摘されているようです。
ビタミンDは自然免疫応答と適応免疫応答に重要な役目を持っているのだそうです。ビタミンDは食べ物などからの摂取よりも、日光浴によって体内で生成されるので、ご近所写ん歩は日光浴も兼ねて楽しみましょう。
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